ココのブログ

自分の道を歩む。

本当に大事な事は言葉じゃ言い表せない

私がうつ状態になって、本当に辛い思いをしていた中、

3/9の16時頃、今の上司から電話がありました。

「お前明日(3/10)飲みに行こう。来たいなら来てくれ。来たくないなら来ないでもいい。お前に任す。」

という内容。

 

このまま家で引きこもっていても何も意味無いと思い、無気力ながらも少しずつ精神が回復してきたような感じだったので行くことにしました。

 

今の上司(40代前半)と先輩(30代前半)と飲みに。

駅前で待ち合わせをし、特に店も決めることなくふらついて、この時期歓送迎会シーズンのため全く店が開いておらず、10件ほど回ってやっとお店へ到着飲み開始。

 

行く前の思いとしては、うつは甘えとか言われるんだろうなとか思っていましたが、暗い話しても台無しだと言って何もその話題に触れること無く一次会終了。

続いて二次会へ。

二次会のお店のオーナー(50代女性)がとにかく凄く、やりたい事はとりあえず何でもやってみて失敗したらそれでいいや成功したらラッキーというような人で、今まで大阪で自分の店やってみたいなという事で飲み屋を開いたり、OLしたこと無いなということで保険会社に入ってみたり、習字の先生やってみたり色々な事をやっている人でした。

そういう人は色々な経験をしているからか、ものすごく話の引き出しが多く、話が絶えずその時の経験とか苦労したこと、その苦労した事が今のどういう所にどう役立っていて無駄じゃなかったとか沢山話してくれました。少し勇気を貰った気がしました。

 

そして、その二次会も終わり上司とタクシーで帰路に。

「人生と言うものは、バイオリズムである。良い時があって悪い時があってその波の中で生きている。今、お前は辛い一番どん底の場所にいるかもしれない。でもそこにいるのが分かっているから、後は上がるだけだ。

人と話す中で、よく聞くことわざとか言葉があるよなあ。それがこの世の中の真理だ。

他人に人生を壊されるのは馬鹿らしいだろう。今壊された経験を糧にしてお前の後輩が入って来た時に活かしてやれ。」

端的にまとめると上司にこう言われました。

正直感動し過ぎて上司とタクシー運転手の前で、号泣してしまいました。

すごい感動したと同時に人間関係で悩まされた奴の事を思い出し、「俺の人生を壊しやがってあの野郎。もうこれからは、思ったことを絶対言えるようにしたい。」と思いました。

自室にたどり着いてからも一人号泣。やっとの事で泣き止んでこの記事を書いてます。

何に心打たれたのかぼやっとしてて的確に言い表せませんが、本当に大事な事は目に見える物では無くて心に届く物なんだなあと感じました。

 

人生の中で嫌な事は沢山ありますが、また逆もその然りで良い事もある。

今悪かったらこれから良い事が訪れる事を信じて、これからの長いようで短い人生力一杯歩んで生きたいと思えた一日になりました。

うつ状態の恐ろしさ

昨日の記事でも述べましたが、ちょっと会社の人間関係で精神的に参ってしまい今自宅待機状態が続いているわけなんですが、うつ状態の恐ろしさを身に染みて感じています。

 

私は食べるのが本当に大好きでかといってデブではなく、沢山食べてもあんまり太らない体質なんですが、ここ最近ほんとに何も食べたくないんです。

何も食べたくないというか実際には、食べたいのに食べる事すらも億劫になってしまっていて、もう体重が3キロも落ちてしまいました。

何か食べるために移動する事が出来なくて、体は栄養を欲しているのに脳がいらないと言っているというか自分の体なのに自分で言う事を聞かなくしているといった方がいいのでしょうか。

まるで、誰かが私を操っているかのような錯覚を覚えます。

 

それと、顔がみるからに瘦せこけました。病弱そのものです。それは当然ですよね全然食べ物を口にしてないですもん。

あと、笑顔が出来なくなりました。口角を上げるのでさえ難しくて思いっきり笑えません。頬の表情筋が無くなってしまったみたいです。

 

でもこのままじっとしていてもあれなんで、クラウドワークスという仕事の依頼者が居てこの仕事いくらでやってくださいというのが沢山あってその中から仕事をする側が選んでこなしていくという事が出来るサイトで少しでもお休みの期間で会社に依存しないで生きられないかを模索するために自分に出来る仕事が無いかひたすら探していました。

 

やられたまんまで終わりたくない。

若干のうつ病気味になってしまいました

会社での人間関係でのストレスが半端じゃなくなってきて、病院にも行ったりしてしのいでいたのですが、精神的に耐えられなくなり上司へ相談して「今週いっぱい休め」と指示を受けたのでお休みすることにしました。

今週休んだところで心の状態がどう変わるとか分からないですし、数日間で治るとは思えませんけど少しでも休む時間が貰えたのは本当にありがたいことだと思いました。

私自身最近なんか体の調子がおかしくて、気が付く限りの症状を挙げると

・寝つきが半端なく悪い

・寝れても途中で目が覚める(早朝覚醒

・気分が沈む(憂鬱とはまた別の感情で何に対しても億劫な気分になる)

・慢性的な頭痛

・出社前、仕事中急に涙が止まらなくなる

・仕事中に動悸がする

・胸の圧迫感

・喉の奥に何か詰まっている感じ

・運動したわけでもないのに息苦しい

・横隔膜が痙攣しているような感覚

・死にたいとまでは思わないが、重傷を負って何もしたくない状態を作り出したいと思う(車の運転中このままの勢いであの電柱ににぶつかれば、ケガ出来るかなあとか)

・家から出たくない

・食欲が全く無い

・何に対してもやる気が起きない

・誰とも関わりたくない、極力人の顔を見たくない

・吐き気

・今まで楽しいと思っていたことが全く楽しくなくなる

・笑いたくない

気が付いていないだけで他にも何かしら症状はあったかもしれませんが大体このくらいかなあと。

 

うつ病なんて自分がなるとは全く思って無くて、でも実際にそれに近い状態になってしまうと本当に感情が無くなったみたいで何にもしたくないというか、自分自身が今まで何のために頑張って生きてきたのかとかこのまま生き続ける意味があるのかとかずっと頭で考えこんじゃったりして。

日頃の愚痴とか友達に話してみるのもいいなんて言われました。

でも私の思いとしては、辛いけど同年代の人に話したところで、単なる共感しか得られないし、その根本的な原因が無くなるわけじゃないし相談しても意味が無いと思っていました。

だから、極力今まで関わってきた中で一番自分の思いを話したい、理解してくれそう、動いてくれそうだと思える上の立場の人間に話すのが一番だとこの気が狂った頭の状態で私なりに判断しました。

私が話した人は、今の上司では無くて私が新入社員の時に教育担当だった人でした。

今の部署とはほぼ関わりが無いような人でも、昔指導してもらった人に話しても今の上司にかけあってくれたり意外とするもんなんだなあと。

私の相談に対して、何があったとか辛い事を詳しく思い出させる事はしないで、ただ辛いという気持ちを汲み取ってくれて、20分くらいの短い話で私の気持ちを理解してくれて、すぐ今の私の上司の元へ電話して直接話に行ってくれたみたいです。

本当に感謝してもしきれない思いでいっぱいです。

 

そしてその上司も夜、ご飯に連れて行って下さって今の仕事が多すぎて辛いのかとか、人間関係なのかとか色々な面から気にかけて貰いました。

部署内での異動、違う部署への異動も視野に入れて検討してくれるらしく、一人で考えこまずにみんなで協力しようという言葉が嬉しくて堪りませんでした。

その上司の奥さんも実は、10年前からうつやパニック障害やら沢山の心の病気を患っていらっしゃたみたいで1日に睡眠薬や気分が沈まないようにする薬とか合計20錠も服用されているらしいです。

それで逆に「お前の状態に気づいてやれなくてごめんな」とまで言って下さりました。

 

 

今まで一人きりだと思っていたけど、話すと味方になってくれる人も少なからず居るという事が一番の勉強になりました。

こんな精神状態になってしまったけど、こういった気付きが出来て逆に良かったなと思いました。

体を売る仕事 心を売る仕事

性風俗業のような仕事をしている人を体売って収入を得ているなどと言われているのをよく目にする。

でも、私はこのような商売に限って体を売るという言葉が使われているのがどうも違うと思う。

どんな仕事においても体は売っていると私は思う。公務員でも、飲食業でも自分の体を動かして何かしらの生産活動をする事により、その対価として収入を得ているわけであって、性風俗業に限定して言われるのはおかしい。

では、どう言うのが適切かというと私は、心を売っていると思う。

例えば、公務員であれば安定した収入が欲しいという心、社会の役に立ちたいという心。飲食業であれば好きな食べ物を作って誰かの笑顔を見たいという心。

性風俗業に関して言えば、ただちに高収入を得たいという心、快楽を求めたい・与えたいという心がその個人の意思によって売られていると思う。

自分にしかないその心が純粋に楽しめる仕事を見つけたいものだ。

 

 

段取り術は料理から学べる

料理というものはまず何を作るかを考え、それに向かって必要な食材・道具・所要時間等を前もって考えて段取りしておく事が重要である。

 

行き当たりばったりでやっても上手く作れる簡単な料理もあるだろうが、それが通用しない事がほとんどである。

 

何かを煮込んでいる最中に、食材を切ったり。切ることに集中し過ぎては煮込みすぎになってしまったりする。

 

料理が完成してからも、適切なサイズの皿を何枚と何人分用意すれば足りるのか。

醤油やドレッシング等は必要か。

他にも色々あるが、作り始めから食後までの思考回数が多く、かつ同時進行で先の事を常に考えておかねばならないため、非常に脳のトレーニングに有効なのではと思う。

 

段取りする事が苦手な人は料理を始めてみて、常に先を読むトレーニングをしてみてはどうだろうか。

若手アニメーターの現状

若手アニメーター支援活動団体のNPO法人「若年層のアニメ制作者を応援する会」が、2月25日に若手アニメーター(10~30歳代のアニメーター経験年数3年以内)の生活実態調査アンケートを」公開した。

アンケート回答者の全体90%が非正社員、50%以上が「月給10万未満」、80%以上が「月給10万円未満」だったらしい。

 

 

アニメ創世記である第二次世界大戦前・戦後初期のアニメの制作は元々、スタッフが行う脚本・演出・原画・動画・彩色・背景・撮影等の作業を1つの制作会社のみで完結出来ていた。

これは、短編アニメが主流であったことと制作期間にも余裕があり、その会社だけで制作する事が可能だったからだ。

 

1963年に「鉄腕アトム」で本格的な長期アニメーションが制作されるようになることで、原画や彩色等を大量生産しなければならなくなり、1つの会社で制作することが困難となった。

これによって、1970年代以降、中国や韓国等の人件費が安い国へ外注を行うようになる。

日本アニメの動画のシェア率は2012年時点で「中国50%、韓国30%、国内20%」と国外に外注する割合が非常に高い。

日本では萌えアニメ等の影響もあってアニメに関心を寄せる人が増加し、それに伴いそういったアニメを作ってみたい人がアニメーターに憧れ、実際にアニメーターになる。

しかし、日本アニメ制作のほとんどが海外へ外注されているため、日本のアニメーターの需要と供給のバランスが崩れ低賃金の状態となっている。

 

 

いくらアニメが大好きで大好きでアニメーターになっても、1日15時間程度も働いていているにも関わらず、親から仕送りを貰ったり、副業としてバイトしたりしなければ生活が困難な状態なのは非常に大変であると思う。(年収100万程度)

現在、日本アニメは世界でもトップクラスの人気を誇っているが、アニメーターは低賃金というイメージが人々にさらに染み付いていくと、職に就く人が減り、日本アニメーター界は空洞化の一途をたどって行くだろう。

日本のアニメが廃れ、中国アニメ最高となるのも時間の問題かもしれない。

 

 

 

健常者は心の障害者

 

私の勤めている会社では、入社年数に応じて同期生のみが集められ業務に必要な教育を週に1回程度行っている。

様々な部署から同期生のみ招集が掛けられ、30人程度一斉に教育を受ける。

基本的な内容をテキストで講師から教わったり、部署ごとで起こった業務上のトラブル事例を持ち寄って各自発表し、それに対して同期からの質問や講師からの指導が入る。

大まかに言うと大体こんな中身だ。

 

 

その中で今日ふと感じたことがある。

同期生30人の中には、発達障害を持たれている方が一緒に教育を受けている。

名前をAさんとしよう。

 

Aさんも教育に来ている以上、発表しない訳にはいかない。

発表資料を古いファイルから見つけ出し、彼なりに考察し発表に臨んでいる。

しかし、Aさんが発表の出番という時になった瞬間

「クスクス」という小さな笑い声がどこからか聞こえてきた。

すると同時に彼が精一杯発表している前で彼に聞えない様小さな声で彼の事を馬鹿にするような会話が盛り上がっていた。

 

 

差別は良くないです。と誰しもが人前では口にするが実際問題こんな感じの健常者の障がい者に対する差別行為が平気で行われている。

ネット等では、匿名性なのを良いことに「しね」やら「ゴミ」やら心無い言葉が至る所に転がっている。

常に何かしらの上に立っておかないと気が済まないのだろう。優劣付けて自分が上である事を自分自身に認識させて自分の存在価値を見出しているのだろう。

下らない。弱い人間だなと思う。

 

 

こんな心無い言葉を平気で書き込み、思い続ける事は兵器だ。

健常者こそ心の障害者だ。

 

 

 

 


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