自分の感情を殺して生きる弊害
日々の人間関係のストレス等で、自分の感情を殺し抑え込んで生きていないでしょうか。
私は、幼い頃から結構人の目を気にするタイプで、
「こんな事していたらあの人は良く思わないんじゃないか」とか、
自分に直接何も言われていないのに、一人でぐるぐると考えこんでしまう癖があって、
そのせいで、自分感情を押し殺して何十年も生きてきました。
その弊害が大きくなっていた事に今になって気付いたような気がします。
居心地の悪い環境で長い間過ごすと、自分が気付かないうちに自分を傷つけてしまうみたいですね。
昔は、好きな事が沢山ありました。
ゲームやアニメやプラモデル。
他にも、音楽や歴史や裁縫や工作。
今も続けている物はありますが、何か惰性で続けてきた様な感覚で、
ほとんどが興味を無くしてしまいました。
何故だろう?と最近考えてみたところ、自分の感情を抑えていたからではないだろうかと思うようになりました。
「こんなものを趣味なんて言ったら馬鹿にされ、笑われちゃうんじゃないだろうか。」
「こんな浅い知識で、好きだと語ってもいいんだろうか。」
誰にも言われていないのに、ただ一人考え込んでしまっていました。
そして、
「これは私の様な人間がやってはいけないものなんだ。」
みたいな解釈を心のどこかで下して、
どんどん興味を無くし、好きなものが私の中から遠ざかって何も無くなってしまったんだと思いました。
本当に後悔しています。
私が好きだったもの達へ謝りたいです。ごめんなさい。
そして、私自身にもごめんなさい。
私が一番自分の事を認めてあげなきゃいけない存在なのに、
自分で自分を否定していました。
だから、人に褒められても嬉しさが全然無かったのかもしれないです。
私なんかが褒められる様な事を出来るわけが無いなんて思っていたんですね。
何故自分がこんなにも好きな事を見失ってしまったのかが、
自分に問い続けてきた事でようやく分かったような気がします。
二度とこんな後悔はしたくないです。
自分の感情を抑えて生きると、自分をどこかへ忘れて来てしまいます。
自分を導いてあげられるのは自分しかいません。
これからは、自分の好きなものは自らこれが好きですと言い続けていきたいです。
そして、色んなものに触れて好きなもので満ち溢れた道を歩いて生きたいです。
最初は、ぎこちないかもしれませんが、
まずは「これが好きなんだ」と思う事から始めて自分を認める練習をしてみようと思います。