コンプレックスはむしろ治すな
こんばんは、cocoです!
新年を迎えてから急激に寒くなりましたね~
サラリーマンとして生活している私にとって、この冬の朝は天敵です。。。
とも言ってられませんので、確実に起きるためにいろいろ実践していますw
大音量目覚まし時計を3つ購入してみたり。
朝が寒いなら暖かくしてしまえばいいと思い、暖房をタイマーで朝起動してみたり。
あ~あ、早く暖かくならないかな~
さて、今回は人間生きていれば恐らく何かしら抱くであろうコンプレックスについて
触れていこうかなと思っています。
タイトルの『コンプレックスはむしろ治すな』という文字を見て、
「は?何言ってんだコイツ」と思われる人もいるかもしれません。
私も実はある時期までは、自分の容姿にコンプレックスとを抱いていた時がありました。
どんなコンプレックスを抱いていたかというと、
めっっっっちゃくちゃおひげが濃ゆいんです(笑)
ひげを剃っても、青ひげになってしまうし、
しかも伸びる速さが光速というおまけつき。。。
朝剃ったのに、夕方にはもう3mmくらい生え出しているくらい。
もううっとうしいったらありゃしない(笑)
いつからこんな風になっていったのかというと、中学生になってからになります。
中学校入ってしばらく月日が経ち、第二次性徴に差し掛かった辺りで
もうおひげが生え始め、終いには〇中の「マリオ」なんて呼ばれるくらいに。
「何か悪い事をしたわけじゃないのに。何でおれだけこんななっちゃったんだよ」と
毎日のように頭を悩ませていました。
女子からは居るだけで気持ち悪がられ、イケイケの男子達からは複数人に囲まれ、「おい、マリ〇ひげ剃れよ」や「きもいわ、近寄るな」なんて廊下でみんながいる中で大声で言われたり。
中学校でまともに話せる友達は、200人中6人くらいでした。
その友達ですら、もしかしたら気にしている事を言ってくるんじゃないかと
内心疑っていました。
小学校時代は「口から生まれてきた」なんて言われるくらいおしゃべりで、
とても明るい性格だったはずなのに、同じ学年の人達にここまで言われて心が傷つけられどんどん暗い性格になっていきました。
もういっその事、全部剃ってしまおうかと思った事もありました。
でも、剃ったら剃ったで「マ〇オひげ剃った!」みたいにまたからかわれるに決まってる。
だから、剃ろうにも剃れずそのまま中学校3年間を過ごしました。
高校になったら絶対ひげ剃ってやる......と心に決めて。
そして、中学校を卒業し高校へ。
速攻で3年間共に生きてきたひげ(享年3歳)と決別しました。
これで、モテモテの高校生活がおれのモノに!!なーんて思っていたのですが、
クラスには女子1人。。。
ひげも剃ったら剃ったでひげそのものが濃ゆかったのもあって、無事に青ひげちゃん(0歳)誕生。
私のモテモテ妄想は儚く散りました。
高校入学後、やはりそこでもクラスのムードメーカーに青ひげに目を付けられいじられる事に。
いじられだした最初は、とても気分が悪かったです。
だって、今までコンプレックスだと思っていた事を、気持ち新たに頑張ろうと意気込んでいる高校生活最初にみんなの前で馬鹿にされているのだから。
そして、高校1年の12月を迎えた頃、「ああまたか」と思っていじりを聞いていました。
そこで、気付きました。こんなに何回も私のひげを馬鹿にしている内容で、クラスのみんなは毎回のように笑っている。
もしかするとこれを、笑いに変えれるんじゃないかと思ってしまいました。
どうしてこういう答えにたどり着いたのか。やられ過ぎて、慣れてしまったか。はたまた頭がいかれてしまったか。そろそろこんな風に、言われてばっかりの暗い自分と決別したいという事も思っていました。
そこから、徐々に自分がコンプレックスだと思っていることを、自らでいじりだしました。
「口の周りがブラックホール」とかひげがじょりじょりで痛いから「歩く刃物」とか「ひげで大根おろせる」とか。
下らない事をとにかく言いまくりました。
すると、みんなが笑ってくれました。最初は馬鹿にしていた笑いだったのかもしれません。でも、そんな事は露知らず。毎日何かしら発言するようにしました。
馬鹿にされてしまう最大の原因は、こいつは何も言い返せないやつなんだというレッテルを貼られてしまうことだと思います。
何回もする事で、こいつはこういうやつなんだと意識を変えさせる事だって出来るんだと気付きました。
こんな下らない事でも、今まで馬鹿にされていたことを吹っ切れて面白おかしくしてしまうことで、
今まで自分の欠点だと思っていた事、コンプレックスが自分の長所になります。
コンプレックスで人を笑わせる事が出来るんです。これは、他の人には出来ない事です。
自分がコンプレックスだと思っている事はむしろ、自分にしかない長所なのです。
テレビでもよく、芸人さん等がデブネタやらハゲネタをしているのを良く見かけますよね。
つまり、そういうことなのです。
そのコンプレックスを潰してしまわないで、大事にしてほしいと私は思います。
以上です。